養豚経営
上北地方 : 十和田市
 
キーワード 概 要
豚尿からの生物活性水作出
良質豚ふん堆肥の生産と供給。産学協同によるホタテ貝殻等を利用した尿処理技術の研究。処理水のながいも・にんにく等への施用試験。
 
設置事業
設置年度
平成11年度
事業名
尿活性化リサイクル研究会
面 積 224m3(容積の合計)
事業費
(㎡単価)
               
施工業者名 自力施工
(連絡先) 0176-28-3006
位置図
経営の概要
住 所 十和田市大字米田字石倉44
氏 名 みのる養豚
電話番号 0176-28-3006
頭 数

繁殖豚 1,570頭 
育成豚   75頭
肥育豚 6,000頭    
子 豚  4,000頭

飼料面積
自力施工
堆肥利用
施設機械
0176-28-3006
 
設置コメント

ビニルハウス内の地中に掘削した容積が異なる2種類の水槽(大75m3、小37m3)2槽ずつ計4槽からなり各槽には曝気装置と投入材料(モミガラ薫炭・ゼオライト・ホタテ貝殻)が設置されている。この装置によって 得られる生物活性水は、Caなどのミネラルを豊富に含んだものとなる。

 
堆肥の流通利用状況
自家利用率
                                  
副資材の種類 なし
生産堆肥の成分                                                
堆肥の流通先、
販売単価等
                                                  
 
堆肥利用コメント 
適正な処理により得られた生物活性水を用いて、十和田市内の農家およびJAの畑で実際に試験したところ、ナガイモでは形状が太く、短くなり、可販部分の重量が増加し、農家の収入増に結びつくような良い結果が得られている。ニンニクでは、茎葉部の生育が旺盛となり、少し生育期間が後にずれる傾向が見られるが、 充実したニンニクが得られることが判明した。  
 
 
 
 
        ビニルハウス内の地中に掘削した水槽がある。
       
 
 
       手前に見えるのが、第4槽で処理水の最終段階のもの。
       奥から手前に第1槽、第2槽、第3槽、第4槽となっている。
 
 
 
       丸太に吊るされているのが、投入材料(モミガラ薫炭、ゼオライト、ホタテ貝殻)。