コンポテスター(腐熟度判定機)について
 コンポテスター(腐熟度判定機)とは、堆肥の熟度を測定する機器で未熟~完熟まで状態を数値化して見ることができます。
コンポテスターの原理
  堆肥の腐熟が進む時は微生物が活発に活動します。微生物が活動する時は、盛んに酸素を消費します。コンポテスターはこの仕組みを利用して腐熟度を測定します。

 堆肥を密閉した容器に入れ、微生物が活動しやすい温度、湿度にしてやります。堆肥がまだ未熟であれば微生物が活発に活動し、容器内の酸素がどんどん消費されていきます。一方、完熟に近い堆肥であれば微生物は活動出来ませんから酸素はほとんど消費されません。

 この酸素消費量を測定することで、腐熟度の判定を行うのがコンポテスターです。

 
  畜産協会では、コンポテスターの貸出を行っております。(関係機関のみ、個人は不可)
   生産者の方でも、コンポテスターをご利用になりたい方は、青森県畜産協会までご連絡下さい。担当が代理で測定いたします。

 

 〈青森県畜産協会〉  017-723-2775

 

 【注意】 コンポテスターは腐熟度のみの測定となります。正確な堆肥の評価は発芽試験などを合わせて行う必要があります。