完熟(に近い)堆肥の特徴 
 
つぎの方法で、堆肥の完熟度を調べてみましょう。
チェックポイント1 《手ざわり》

 堆肥を手でぎゅっと握ってみよう!

 《完熟に近い堆肥は》 固まりづらく、サラサラしています

チェックポイント2 《におい》

 においを嗅いでみよう!

 《完熟に近い堆肥は》 イヤな糞尿臭がしません。

チェックポイント3 《浮遊物》

 堆肥を水にいれてかき混ぜてみよう!

 《完熟に近い堆肥は》 堆肥が沈殿し浮いてきません。

チェックポイント4 《発芽率》
 堆肥を入れた土に小松菜のタネを植えてみよう!

 《完熟に近い堆肥は》 80%以上が発芽します。

 
 
 自分で出来る発芽試験 

〈用意するもの〉 同じ大きさの鉢 2個、 小松菜の種、 堆肥、 土

① 1つ目の鉢に堆肥:土=1:1になるように入れます。

② 2つ目の鉢には土だけを入れます。

③ そこに小松菜の種を50粒ずつ蒔きます。

④ あとは2週間、同じように日の当たる場所で育てます。

⑤ 2週間後、発芽がどちらも40個以上(80%以上)確認できれば、その堆肥は発芽不良をおこさない堆肥と言えます。

 2つ目の土だけ入れた鉢は対照用です。もし、この鉢も40個以上発芽していない場合は実験は失敗です。種を買い換えるなどしてやり直してください。

 大きい鉢が用意できる場合は、小松菜の種を100粒にして実験してみると結果の精度が上がります。その場合80個以上の発芽であれば発芽不良をおこさない堆肥と言えます。

これらの方法で堆肥の完熟度を確認してみましょう!