平成18年からは資源循環型畜産の確立に挑戦している。具体的には、競走馬牧場跡地に自家生産した堆肥を投入し、デントコーン栽培に着手。収穫後はラップサイレージとして「健・育・牛」に給与するリサイクルの流れを確立した。
さらに、平成20年からは約7haで、牛糞堆肥のみの無農薬で資源作物である菜の花の栽培を開始。油を搾り「牧場のなたね油」の商品化や、菜の花だけで作ったハチミツを生産。さらに、油の搾りかすは、牛の飼料にするなど、『牛→土→作物(デントコーン、菜の花)→牛』といった徹底した資源循環型畜産の構築を図っている。
今後は、菜の花廃食油や加工業者の廃食油を燃料化し、農耕用機械に活用するなどバイオマス資源の利活用を通じた環境にやさしい更なる資源循環型畜産の構築に挑戦していくとしている。
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