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乳房炎にご注意を!衛生管理ポイント

酪農家さんを最も悩ませる病気、乳房炎
乳房炎になると、出荷停止や感染の恐れがあります。
この疾病の治療薬は決定的なものはまだないのが現状です。
そのため、乳房炎にかからないようにすることが重要。
今回は乳房炎の予防対策をレポートします

乳房炎の根本的な原因は、なんと言っても乳頭口から菌が侵入してしまうこと。
搾乳時にはその危険性が最も高いと言えるでしょう。
そこで!搾乳時の衛生管理チェックポイントをみてみよう!!

 アルカリ・酸性洗剤、殺菌剤が適切に使用されている。
 ミルカー・バルククーラーの定期点検を実施している。
 ミルカーの内側、外側はよく洗浄されている。
 ライナーゴム、チューブ類は定期的に交換している。
 バルククーラー(コック類)、搾乳器具の洗浄及び殺菌を実施している。
 乳房、乳頭の洗浄は1頭1枚のタオルを使う。
 洗浄消毒用と使用済みタオル収納用の2個以上のバケツを使用している。
 前搾りは、専用容器で全頭実施している。
 ディッピングとディッピング液の交換が適切に行われている。
 PLテスター等での乳質検査を定期的に実施している。

以上の事に気をつけると乳房炎を予防できるはず!!

また、協会では牛群検定をおすすめしています。
乳質データを調べて様々な病気の発見に役立てましょう

気になる方は・・・
青森県畜産協会 経営支援課 (℡017-723ー2775)まで!!