『生産者だから出せる味を大切にしています。』

お店は、村越シャモロックパークの直営。
餌やりから鶏舎の掃除まで、店主自ら愛情をかけて青森シャモロックを育てています。
ストレスを与えないこと、のびのび育てることで農場ならではの味わいが生まれます。
多くのマスコミに取り上げられ、グルメ雑誌でも様々な賞に輝いた実績が、それを物語っています。

シャモロックホームズでは、毎日スープをとることから1日が始まります。
鶏ガラを、相性のいい専用の井戸水で煮出していきます。
金色と言ってもいいキレイな脂が浮いてきますが、アクはほとんど気にならないとか。
肉は部位ごと、メニューに合わせて切り分けておくのだそうです。

昼のメニューは親子丼などご飯もの麺類が中心ですが、夜は焼き鳥をはじめとする鶏料理目当てのお客さまがのれんをくぐります。

お店は八戸の中心街から現在の場所へ移りましたが、美味しいものを求めるお客さまにとって問題なし。わざわざ探してまでお出でいただくお客さまに『感謝しています。』と。

青森シャモロックの実力は、先に書いたように多くの受賞がそれを裏付けています。
だからシンプルに食べるのが一番だと村越さんは言います。
お勧めは、朝しめてキレイに処理したものをそのまま炭火の上で焼くだけ。
味付けは塩、または塩コショウで。
農場に招いたこともある有名イタリアンシェフも、このもてなしには大きく頷いたそうです。
その味を知ってもらうために専用BBQコーナーを作りたいと夢は広がっています。
生産者ならでは、贅沢な食材と時間が楽しめるお店だと言えそうです。