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豚熱埋却研修会(西北地域)をレポートします!

豚熱埋却研修会(西北地域)

令和6年8月22日に鶴田町の埋却候補地で、西北地域県民局地域水産農林部 つがる広域家畜保健衛生所との共催で、【豚熱埋却研修会】を行いました。

開催日時

  令和6年8月22日(木)13時30分 ~ 15時30分

目的

 ・ 豚熱発生時の迅速な防疫対応のため、実際の農場の埋却候補地で、作業手順を確認する
 ・ 埋却作業員の拠点となる現場事務所を設置し、作業員を対象に防護服の着脱方法の訓練を実施する

参集範囲

 ・豚飼養農場
 ・鶴田町
 ・農村整備建設協会 及び 会員
 ・西北地域県民局 地域水産農林部
 ・一般社団法人 青森県畜産協会

研修内容

① 現場事務所の設置 及び 作業員の防護服着脱訓練

30度を超える気温の中、埋却作業員として参加した建設協会関係者5名が防護服の着脱方法の訓練を行いました。防護服を2枚重ねて着用したうえに、ゴム手袋、長靴、さらにはマスクとゴーグルを着用しました。

② 埋却溝の造成、消石灰の散布、ブルーシート敷設を含む埋却作業

事前準備として、重機1台で埋却溝の掘削を実施しており、そのうえで、埋却溝への消石灰散布、ブルーシート敷設など有事を想定した作業訓練を実施し、緊張感のある内容となりました。

今年に入り、青森県内でも野生イノシシの死体から豚熱ウイルスが検出され、県内の養豚農場は非常に危機感を持っています。
いざと言う時に各関係者が迅速に対応できるよう防疫演習を行い、情報の共有を図っています。